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二重符号化(言葉+図)

言葉だけでなく図や絵を組み合わせて学ぶことで、理解と記憶が向上する。「言葉+図 > 言葉だけ」は認知科学の基本原則。

学習効果
+4ヶ月
3月時点で、通常より約4ヶ月先の学力水準に到達
エビデンス
★★★☆☆
コスト
¥····
対象
全教科
全学年

一言でいうと

人間の脳には「言葉で処理する回路」と「イメージで処理する回路」があり、両方を使った方が記憶に残りやすくなります。 説明を聞くだけでなく図を見る、文章を読むだけでなく絵を描く——この組み合わせが学習を強化します。

なぜ効果があるのか

Paivioの二重符号化理論によれば、人間は言語的情報と視覚的情報を別々のチャンネルで処理します。両方のチャンネルで符号化された情報は、片方だけの場合より記憶の手がかりが多くなり、想起しやすくなります。 Mayerのマルチメディア学習の研究でも、「言葉+図」は「言葉だけ」より一貫して学習効果が高いことが示されています。 ただし、図と言葉が無関係だったり、情報が過剰だったりすると逆効果になることもあります。

日本の小学校で取り入れるヒント

研究からわかっていること

注意したいこと

主な参考研究

関連する学習指導要領

Source
Clark & Paivio (1991) — Dual coding theory and education