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Frequently asked questions

よくある質問

Q01

「+◯ヶ月」とは何を意味しますか?

その指導法を1年間取り入れた学級の子どもが、4月スタートで3月に測定した時、取り入れなかった場合より約◯ヶ月先の学力水準に到達した、という意味です。例えば「+6ヶ月」なら、通常12ヶ月分の学力が伸びるところ、18ヶ月分伸びた——つまり通常より半年先の学力水準に到達したことになります。ただし集団の平均値であり、すべての子どもに同じ効果が出ることを保証するものではありません。

Q02

海外の研究結果は、日本の教室にも当てはまりますか?

注意が必要です。EEF の数値は主に英語圏のランダム化比較試験やメタ分析に基づいています。教育制度・文化・学級規模が異なる日本で、効果の大きさがそのまま再現されるとは限りません。ただし、フィードバックやメタ認知のように「学習のメカニズム」に働きかける指導法は、文化を超えて効果が確認される傾向があります。本サイトでは「参考値」として提示し、各記事で日本の文脈への翻案を行っています。

Q03

+◯ヶ月が大きい指導法をやれば、それでいいのですか?

いいえ。数値はあくまで平均的な効果の大きさです。実際の教室では、子どもの状態・教科の特性・教師の強みによって、何が最も効くかは変わります。また、効果量の大きい指導法を機械的に重ねても、そのまま加算されるわけではありません。本サイトの情報は「選択肢を広げる」ためのものであり、「これだけやればよい」というリストではありません。

Q04

エビデンスの強さ(★)はどう決まっていますか?

EEF が設定した基準に基づいています。研究の数、研究デザインの質(ランダム化比較試験かどうか)、対象者の規模、結果の一貫性などが考慮されます。★が多いほど「多くの質の高い研究で繰り返し確かめられている」ことを意味します。詳しくは「指標の読み方」ページをご覧ください。

Q05

効果がマイナスの指導法はないのですか?

あります。例えば「留年(もう一年同じ学年を繰り返す)」は、多くの研究で負の効果が報告されています。現在のサイトでは主に効果の確認された指導法を掲載していますが、今後「避けるべきアプローチ」も追加する予定です。

Q06

コスト(¥)には何が含まれていますか?

導入に必要な金銭的コスト(教材・機器・人件費)と時間的コスト(研修・準備)の両方を考慮した概算です。¥が1つの指導法は「教師の工夫だけで明日から始められるもの」、¥が5つの指導法は「大規模な予算や人員配置が必要なもの」を意味します。

Q07

記事の内容はどのくらいの頻度で更新されますか?

EEF が原典を更新した場合や、国内で重要な研究が公表された場合に、随時見直します。また、明らかな誤りが見つかった場合は速やかに修正します。更新履歴は今後公開予定です。

Q08

このサイトの内容を授業研究や校内研修で使ってもいいですか?

はい。本サイトは CC BY-SA 4.0 ライセンスで公開しています。出典を明記していただければ、コピー・印刷・配布・改変のいずれも自由です。校内研修の資料、授業研究のレジュメ、保護者向けのお便りなどにお使いいただけます。

Q09

自分の学校で実践した事例を共有したいのですが?

ぜひお寄せください。今後「現場の声」セクションを設ける予定です。匿名での掲載も可能です。お問い合わせフォーム(準備中)からご連絡ください。

Q10

特別支援教育にも当てはまりますか?

本サイトの内容は主に通常学級での指導を想定していますが、フィードバックやメタ認知、行動への働きかけなど、特別支援教育でも参照される指導法は多くあります。ただし、特別支援に特化したエビデンスについては、専門の研究を別途参照することをおすすめします。