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日本研究

道徳教育

2018年に「特別の教科」となった道徳。「考え、議論する道徳」への転換が進む。効果の実証研究は発展途上。

学習効果
+2ヶ月
3月時点で、通常より約2ヶ月先の学力水準に到達
エビデンス
★☆☆☆☆
コスト
¥····
対象
道徳
全学年

一言でいうと

道徳的な価値(善悪・公正・思いやり・生命の尊さなど)について、子ども自身が考え、議論する教科です。日本では2018年から「特別の教科 道徳」として教科化され、年間35時間(1年生は34時間)実施されます。

なぜ効果があるのか

道徳教育は学力テストでは測れない領域ですが、子どもが社会の中で生きていく上での判断力・共感力・行動力の基盤を作ります。教科化以降は「読み物を読んで感想を書く」から「多様な考えを出し合い、議論する」への転換が進んでいます。この「考え、議論する道徳」は、批判的思考力や多角的な視点を育てる場としても機能します。

日本の小学校で取り入れるヒント

研究からわかっていること

注意したいこと

主な参考研究

海外の研究(効果量の根拠)

日本の研究・公式資料

注記

効果量(+2ヶ月)は推定値であり、道徳教育の効果を検証したメタ分析やRCTは世界的にも非常に限られています。日本では2018年の教科化後に効果検証が始まったばかりで、定量的なエビデンスの蓄積は今後の課題です。SEL(社会性と情動の学習)の知見が間接的な参考となっています。

関連する政策動向

2018年から「特別の教科 道徳」として教科化されました。「考え、議論する道徳」への転換は、SEL研究の知見と方向性が一致します。一方、道徳教育そのものの効果を定量的に示す研究は世界的にも限られており、エビデンスの蓄積は今後の課題です。

政策とエビデンスの対照表

関連する学習指導要領

Source
道徳教育アーカイブ — 文部科学省