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分散学習(スペーシング)

学習を一度にまとめてやるのではなく、時間をあけて繰り返す方が記憶に定着する。「1日10分×6日」は「60分×1日」に勝る。

学習効果
+5ヶ月
3月時点で、通常より約5ヶ月先の学力水準に到達
エビデンス
★★★★☆
コスト
¥····
対象
全教科
全学年

一言でいうと

同じ内容を学ぶなら、一度にまとめてやるより、間をあけて何度かに分けた方が記憶に残ります。 「1日10分を6日間」は「60分を1日」よりも効果が高い——これが分散学習の原則です。

なぜ効果があるのか

人間の脳は、少し忘れかけたタイミングで思い出すことで記憶が強化されます。集中学習(一気にやる)は短期的には効率的に感じますが、長期的な定着率は低いのです。 分散学習では、忘却と再学習のサイクルが自然に生まれるため、記憶の経路が繰り返し強化されます。 これは100年以上前のエビングハウスの研究以来、認知科学で最も頑健な知見の一つです。

日本の小学校で取り入れるヒント

研究からわかっていること

注意したいこと

主な参考研究

関連する学習指導要領

Source
Cepeda et al. (2006) — Distributed practice in verbal recall tasks